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スペースX株の空売り急増 下落再開狙う動き広がるも含み損は7.6億ドル

Dupoin · 3.2K 閱讀

スペースX

スペースX株の空売り急増 下落再開狙う動き広がるも含み損は7.6億ドル

米宇宙開発企業スペースXの株式を巡り、上場後の株価下落再開を見込んだ空売りが急増している。足元では流通株の約3分の1が空売りされている一方、株価が底堅く推移していることで、空売り筋はすでに巨額の含み損を抱えている。
データ分析会社オーテックスによると、6月30日時点のスペースX株の空売り残高は約1億9,600万株と、浮動株の約31%に達した。1週間前は約8,300万株、浮動株比13%だったことから、短期間で空売りポジションが大きく積み上がったことになる。

上場直後の下落で空売り活発化

スペースX株は6月12日の新規株式公開(IPO)後、数日間で最大23%下落した。こうした値動きを受けて、株価の再下落を狙う投資家による空売りが増加したとみられる。
空売りは、借りた株を売却した後、株価が下落した段階で買い戻して利益を得る取引手法。上場直後のボラティリティが高い銘柄では、短期的な値動きを狙った売買が膨らみやすい。

空売り筋はすでに巨額の含み損

一方で、オーテックスの試算では、スペースX株の空売り筋はIPO以降で約7億6,000万ドルの含み損を抱えている。
また、同社のデータでは、スペースX株が1ドル変動するごとに、空売り筋全体で約2億ドルの損益が発生する計算となっており、株価変動が空売りポジションの収益に与える影響は非常に大きい。

株価上昇ならショートカバーの可能性も

スペースXの時価総額は2兆ドルを超えており、割高感を理由に空売りの対象になっているとの見方がある。一方で、個人投資家や機関投資家の需要が強いほか、イーロン・マスク氏がこれまで空売り投資家と対立してきた経緯もあり、空売りには高いリスクが伴う。
市場では、今後スペースX株がさらに上昇した場合、損失拡大を避けるための買い戻し、いわゆるショートカバーが発生し、株価の上昇圧力が一段と強まる可能性も指摘されている。
空売り残高の急増は、投資家の見方が大きく分かれていることを示しており、今後もしばらくスペースX株の値動きには高い注目が集まりそうだ。