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旧統一教会の韓鶴子総裁に懲役13年求刑
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁が、韓国政界への不正な金品提供を巡る事件で、特別検察から懲役13年を求刑された。
韓国メディアによると、論告求刑公判は7月10日にソウル中央地裁で開かれ、政治資金法違反や請託禁止法違反などに問われている韓被告に対し、厳しい量刑が求められた。
現金や高級品提供の見返りに便宜要求か
韓被告は、現金1億ウォンやブランドバッグなどを当時の尹錫悦前大統領側に提供し、その見返りとして教団に便宜を図るよう求めたとして起訴されている。
適用されている罪名は、政治資金法違反や請託禁止法違反など。
事件は韓国政界と宗教団体の関係を巡る問題として大きな注目を集めており、裁判の行方が焦点となっている。
元幹部の有罪確定で韓総裁にも厳しい見方
この事件を巡っては、韓被告と共謀したとされる元教団幹部に対し、すでに懲役1年6カ月の実刑判決が確定している。
韓国の大法院(最高裁)は9日、この元幹部の上告を棄却した。
判決では、一連の不正が「韓被告の承認による組織的な犯行」だったと認定されており、韓総裁本人に対する裁判でも有罪判断が示される可能性が高まっている。
病気治療を理由に保釈状態が継続
韓被告は2025年9月に逮捕され、その後ソウル郊外の拘置所に収監された。ただ、裁判所は病気治療を理由に2026年3月下旬、4月末までの釈放を認め、その後も3度にわたり期間が延長された。
現在の釈放期間は7月下旬までとなっている。
韓国では、重い持病などがある場合、裁判所が一時的な釈放を認めることがある。韓被告には、病院外への外出制限に加え、医療関係者と弁護士以外との面会制限も課されている。
日本では解散命令確定、韓国では活動継続
旧統一教会を巡っては、日本ではすでに解散命令が確定している。一方、発祥地の韓国では現在も活動を継続している。
ただし、韓総裁が事実上不在となっているため、後継指名を受けたとされる孫らを含む幹部が組織運営を担っているとみられる。
関連事件では尹前大統領夫人らにも実刑判決
この一連の事件では、韓被告側から金品を受け取ったとして起訴された尹前大統領の妻・金建希被告に対し、4月にソウル高裁が懲役4年の実刑判決を言い渡した。
また、国会議員の権性東被告にも懲役2年の実刑判決が出ている。
韓総裁への判決は、韓国政界と宗教団体の関係、そして教団の今後の体制に影響を与える可能性があり、今後の司法判断に注目が集まる。
