

Market Insights
リスク回避強まる ハイテク株安と中東情勢で円買い優勢
Dupoin · 3.1K Views

世界的なハイテク株安を背景に、市場ではリスク回避姿勢が強まっている。
アジア株式市場では、日経平均株価が一時2,700円超下落し、台湾株も4%安となるなど主要市場で売りが広がった。一方、韓国市場は休場のため、大きな影響は回避された。
時間外取引では、ナスダック先物が約0.8%下落、ダウ先物も270ドル超安となり、投資家心理は一段と慎重になっている。
市場では、中東情勢の緊迫化も警戒材料となっている。米国はイラン国内の複数の橋を攻撃し、トランプ米大統領は来週にもイランへの攻撃を拡大し、最終的にはエネルギー関連施設も標的とする可能性を示唆した。これを受け、NY原油先物は時間外取引で1バレル=80ドル台まで上昇し、インフレ再燃への懸念が強まっている。
さらに、米中関係を巡る緊張も市場の重しとなっている。トランプ大統領は国民向け演説で中国を強く非難し、2020年の米大統領選への干渉疑惑について関係機関に調査を要請する方針を示した。
こうしたリスク回避の動きを受け、景気敏感通貨とされる豪ドルは対円・対ドルで下落。為替市場ではドル買いと円買いが交錯し、ドル円は162.40円台を中心にもみ合う展開となっている。
